1999-07-16, 07-17 奥穂高登山
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2002 年 4 月 21 日(日)から
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毎年恒例の夏山登山。
今年は日本第 3 位峰、奥穂高である。
- 上高地に到着。
自家用車乗り入れ規制があるため、
バスかタクシーで行かなければならない
- 我々は沢渡 (さわんど)
の駐車場に車を停め、タクシーで来ました
- ここまではハイヒールで来る人もいる一般的な観光地。
写真は有名な河童橋
- これから登る岳沢。
こうして見るとかなり切り立った感じがする
- 上高地の散策路を離れ岳沢へ向かう登山道との分岐点
- 登山道の標識
- 登り始めは林の中を進む。
ぬかるんだところもあって歩きにくい
- 登山道の両脇はうっそうとした林
- 上高地を望む
- 岳沢ヒュッテ到着
- 岳沢ヒュッテのベランダ。
食事をとり、休憩、飲み物も補給した
- お買い物中の広瀬
- 岳沢を出てしばらくはまだ林間を進む
- カモシカの立場に座る広瀬
- カモシカの立場から向かい側の切り立った斜面を眺める
- カモシカの立場に立つ奥村
- 登ってきた谷を望む
- このあたりからのルートが重太郎新道の真骨頂。
森林限界が迫り、
岩が露出したところが多くなってきた。
山道は普通斜面をジグザグに登っていくものだが、
この道はまっすぐ。あまりにもまっすぐ。
写真の○印は、
登山をしたことがある人ならだれでも知ってる登山道のマークの一種。
常識的な登山道でこのマークを見たら、
左右に別のマークがないか探してルートを探すのだが、
重太郎新道は違う。
この壁をまっすぐ登っていくのがルートなのだった...
- 道は小さな尾根の稜線に続く
- 休憩中の広瀬。
このあたりでは既に二人ともかなり疲れていて、
会話はほとんどない
- 再び来し方を振り返る。
先ほどよりはかなり登ったのがわかるだろうか。
重太郎新道はまっすぐ上方向にどんどん上っていくのでしんどいが、
それだけに高度はどんどん稼げて面白い
- 紀美子平に到着。
前穂高 (3,090m)
へと続く登山道への分岐点だが、
軟弱な我々は本峰である奥穂高だけをめざし、こちらは無視
- 印象的な岩。
背景、彼方に見える谷はもちろん上高地である
- 地面に転がっていた看板。
近くに特に柱らしきものは見当たらなかったが、
これはこういう形で最初から設置されたのだろうか?
- 紀美子平から奥穂への吊尾根を行く。
ところどころ急なところもあるが、
高度を稼ぐところはなく全体的には稜線かそのすぐ下を行くおだやかな道。
周囲に自分より高いものもなくなってきて頂上が近いことを教えてくれる
- このあたりから雲底に入りつつあって、
目線より下の景色はよく見えるが、上の方はガスった感じになってきた
- 扇沢を見下ろす。
雪渓が残る
- このあたりからいくつかダミーピークがある。
そのうちの
1
つにあった標識。
標識を見て山頂でないことを知る
- ガスの中、
やっと本当の山頂が見えてきた
- 山頂すぐ手前にある祠
- 山頂 (3,190m) にある祠。
この祠の建っている部分が一番高かったが、こには登らなかった
- 祠の脇にあるパノラマ解説板。
360 度の眺望それぞれに見える山が解説されているのだが、
この時点では完全に周囲がガスっていて他の山は全く見えない。
しかもこの解説板もいろいろな人がさわったためか、
ほとんど判読不能なほどに磨り減っている
- その解説板のところでバカ写真
- 我々が山頂についた時は他には誰もいなかった。
天気がそれほど良くないし平日でもあるが、
これほど有名な山に登ったのに、
こんなに空いていていいのだろうか?
と思った。
しかし、周囲を見渡すと、
登頂者の多さを物語るように山頂周辺にはケルンがたくさんあった
- 登ってきた方向とは逆の涸沢方面へ下る。
今日の宿、
穂高岳山荘までは山頂からけっこう距離があり、
標高差も 200m ほどある。
写真はようやく見えてきた山荘
- 山荘が見えてからもけっこう遠い。
ようやく近づいてた山荘にはヘリポートもあるし、
太陽電池もついてたりしてけっこうよさげ
- 風力発電設備もついている
- やっと穂高岳山荘 (2,996m) に到着
- 豪華な夕食。
苦しく寒かった去年の北岳の夕食時間を思い出すと天国のようである
- あてがわれた場所はここ。
1 人 1 畳分が確保されていて快適だった
- 現代的な山小屋らしく快適なつくりで、廊下も広い
- 登山関連を中心に蔵書が揃えられた図書室まである
- 地上のホテルのロビーとは比べるべくもないが、
出入り口近くには出発前の待合せをしたり、
夕食後にちょっとくつろいだりできるスペースがある
- 小屋の入り口前でバカ写真。
撮影した広瀬が寒さで震えていたらしく、若干手ブレしている
- 小屋前の標識で行き先を確認。
今日は下るだけなので気が楽である
- 小屋の全景写真にも写っていたが、
ヘリポート付である
- 雪渓が残る涸沢のカール。
この下の方へと下っていく
- 涸沢の向かい側。
左から張り出しているのは北穂高の尾根で、
そのちょっと向こう、右から張り出しているのは前穂高の北尾根だろうか。
後ろにそびえているのは赤沢山 (2,670m) と思われる
- ちょっと下ったところで休憩中
- 雪渓を横断するところがあった。
踏跡がはっきり出来ていてアイゼンなしでも問題ないが、
やはりちょっと恐い
- 涸沢小屋までもうすぐというところで、
パノラマ新道という道との分岐点がある。
ここにはなぜか杭に打ち付けられた形状の普通の標識がなく、
ごらんのような岩にスプレーで書かれた標識だけしかない
- この周囲の登山道は、
ガレ場の岩をうまく使って表面が平になるように工夫して置いてある。
設営者のこだわりを感じさせる道である
- 涸沢小屋に到着。
標高は既に 2,300m
ぐらいしかなく、かなり下ってきている
- 先ほど上から見たのと同じ涸沢のカールを下から見上げる。
写真では切れているが、右端が奥穂高、
中央カールの上部が吊尾根。
左側は奥から前穂高、五峰、六峰と思われる
- 涸沢小屋ではアイスクリームなんかも売っている。
このあたりまでは上高地から日帰りで歩けるため、
軽装のハイカーもよく見かける。
また、このあたりの小屋に前泊して、
荷物を置いて軽装で奥穂高や北穂高にトライする人もいる。
今回も穂高岳山荘を朝出発して下りはじめると、
ほどなくそういった軽装のアタッカーと多数すれ違った
- 資材運搬時などにはヘリポートとして使用されるらしく、
ヘリポート用のペインティングがされたテラス席。
穂高岳山荘もかなり快適だと思うがやはり山小屋という雰囲気は残るが、
このあたりまで下るとハイカーが多いため、
小屋の雰囲気もかなり柔らかい感じがする
- 缶ビールの自動販売機なんかもある
- 横尾へ向けて下る道。
すでに森林限界よりかなり低いところに来ていて鬱蒼としたところもあるが、
全体としては川沿いの快適な道である
- 小さな橋を渡る。
下るほどに沢の水も豊富になってくる。
こういった橋のあるような変化のあるところは休憩のポイントとなる
- 屏風の頭が見えてきた
- ここは実はロッククライミングの名所らしく、
この日も双眼鏡で眺めていると登っている人を発見した
- 横尾に到着
- 梓川に重機が入ってなにかしている。
つい先ほどまでの世俗から離れた気分が一気に吹き飛ぶ
- 横尾山荘。
ここまで下ると完全に普通の観光地で、
本格的な登山装備をしていると浮く感じがするぐらいである
- 横尾からは梓川沿いのほぼ平坦な道。
規制があって実際にはほとんど入ってこないが、
幅や路面状況だけから言えば車も入れるような大きな道で、
実際わだちもついている。
こういった平坦な道では、
登山地図に書いてある参考時間より実際にはかなり長くかかることが多い。
道は平坦で歩いても楽なのだが、時間通りに進まないのでイライラする。
写真は横尾を出て最初の目標地点地点新村橋の標識と、橋
- 雷に打たれたのだろうか、すごい折れ方をした木があった
- 快適な森の中の道を行く広瀬
- 徳沢園。
このあたりにくると山小屋もかなり豪華になる
- 徳沢のキャンプ場ではどこかの学校がキャンプしていた。
こんなところでキャンプしても何の成果もあげられないと思うし、
こんなに大勢来ると自然が汚れるし他のハイカーにも迷惑だと思うのだが、
この学校の先生というのは頭が悪いのかなぁ...
- 徳沢付近で道が崩れた部分があったが、
崩れた形のまま土止してあった。
そういうものなのか?
- 明神館
- 上高地ビジターセンター
- 上高地からバスで沢渡へ戻る
- 沢渡の駐車場に停めてあったビッキーに再会してゴール。
お疲れ様でした
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最終更新: 2000 年 12 月 2 日(土)